【大学入試】無機化学のまとめノート その2(イオン化エネルギー・電子親和力・電気陰性度編)【センター対策】
※中盤くらいからまとめノートです。時間がない方はそれまで飛べしていただいて構いません。
今回は多くの人が最初につまずく電気のイオン化についてまとめます。
一つ一つ整理していけばなんてことないと思うのですが、時間がたつと混ざってしまうものです。何度も丁寧に復習していきましょう。
ここら辺はグラフを使って読みとく問題も多いため、第一イオン化エネルギー・電子親和力・電気陰性度のグラフは資料集でしっかり見ておくべきです。
センターでは確実に出るため落とさないようにしておきましょう。
次回はいまいち意味が分からない結合と結晶の分類をしていきます。
工学部志望の方などは化学は将来あまり使いませんので、もう受験用科目など割り切って、点数を取ることだけを考えひたすら暗記で乗り切るもの手だと思います。
また陰イオンの右上の-や陽イオンの右上の+など、そういったものは○^(-)や○^(+)と表記していきます。
原子のイオン化
①定義②その値が大きいものの性質③周期律④一位の元素⑤熱化学方程式
第一イオン化エネルギー
(イメージ) 原子+エネルギー→(分解) 陽イオン+電子
①気体状態の原子から電子を取り去るとき必要なエネルギー
②陽イオンになりにくい←分解されにくい←イオン化エネルギー大
③周期表の右、上が大きい
④ヘリウム←最も陽イオンになりにくい
⑤ナトリウムイオンのイオン化エネルギーは500(kJ/mol)
Na(気)=Na^(+)(気)+e^(-)ー500kJ
電子親和力
(イメージ) 原子+電子→(反応) 陰イオン+エネルギー
①気体状態の原子が電子を取り込むとき放出されるエネルギー
②陰イオンになりやすい←陰イオンが安定←元に戻すのが難しい←電子親和力大
③ハロゲンが大きい→電子を増やすと希ガス型電子配置になる
④塩基
⑤塩素の電子親和力は350(kJ/mol)
Cl(気)+e^(-)=Cl^(-)(気)+350kJ
電気陰性度
共有電子対を引き付ける力
記述では”電子を引っ張る力”という意味で利用する
- 希ガスは値なし(グラフは不連続)
- 右上が大
1位F 2位O
- イオン化エネルギーと電子親和力から作る
- 一般に非金属>金属
原子のイオン化が分かれば無機だけでなく有機化学の理解もスムーズになります。めんどくさいしごちゃごちゃになりがちなところでみんな苦手なところですが、みんなできない分テストではよく出ます。
一つ一つ丁寧に覚えて!受験を乗り越えて!