幻煌龍(げんおうりゅう)デッキについて考察。スパイラルを強化して戦おう!【テーマ紹介】
マキシマムクライスで収録される新しいテーマが発表されました。
その名も、「幻煌」
主役は何と通常モンスター
通常モンスターをフィールド魔法で強化し、装備カードを駆使して戦うという、なんとも古代的な香り。
しかもめちゃくちゃイラストもかっこいいなんて、これは組むしかない!
というわけで、今回は幻煌龍について考えていきましょう。
幻煌龍って?
水属性・幻竜族・レベル8・通常モンスターという特徴を持つカード群…というより、モンスターはんんと一種類です。
残りは7枚の罠・魔法カードとなっておりテーマと呼べるかわからないレベルですが、そういうテーマほど組んでみたくなるのは不思議ですね。
現段階では幻煌龍だけで組むのはすこし難しそうな気が
とりあえず一枚一枚見ていきましょう。
新規カード
幻煌龍スパイラル
通常モンスター
星8/水属性/幻竜族/攻2900/守2900
熾烈な戦渦を経た猛き龍。
傷付いたその身は古の光に触れ、浸渦を遂げた。
やがて、龍はその翼を広げ、天渦を制する煌となる。
その新たなる煌は、夢か幻か。
攻守ともに2900と、なかなか高ステータス。ブルーアイズが3000で、BMは2500ですから、強さはなかなか。
レベル8ということでとりあえずトレインのコストにできますので墓地に送って蘇生して場に出すのがメインになりそう。
水属性ということで後述しますが海などのサポートを受けれます。
通常モンスターですから多くのサポートに恵まれており、蘇生・サーチにはあまり困らなそう。
後述しますが、幻煌カードはこのスパイラルを効果で出せることが多いので、デッキから引っ張ってくる手段は豊富。
幻煌の都 パシフィス
フィールド魔法
このカードのカード名はルール上「海」として扱う。このカードの効果を発動するターン、自分は効果モンスターを召喚・特殊召喚できない。
①:1ターンに1度、自分が通常モンスター1体の召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。デッキから「幻煌龍」カード1枚を手札に加える。
②:自分フィールドにトークンが存在せず、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した場合に発動できる。自分フィールドに「幻煌龍トークン」(幻竜族・水・星8・攻/守2000)1体を特殊召喚する。
海として扱うカード。海を含めて3枚までしか入れれませんね。
①の効果で通常モンスターを場に出したときデッキから幻煌龍をサーチできるため、一番大切にしないといけないカードになりそう。
②で出すトークンも通常モンスター扱いですから、相手の効果発動でなんやかんや最終的に幻煌カードが手札に加わります。
①が通常モンスターの召喚特殊召喚対応ですから、バージェストマと高相性です。
②の効果はターン1制限がないため、トークンを飛ばせるカードと高相性。
つまり、水霊術-「葵」とも抜群の相性ですね。
通常罠
自分フィールド上の水属性モンスター1体をリリースして発動できる。
相手の手札を確認し、カードを1枚選んで墓地へ送る。
少ない消費でピーピングハンデスを何度も行えます。
キーカードがテラフォでサーチできるだけで大きな利点ですからね。チキンレースとうまいことしながらドロー手札にキーカードをそろえましょう。
幻煌龍の螺旋絞
装備魔法
通常モンスターにのみ装備可能。「幻煌龍の螺旋絞」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:装備モンスターの攻撃力は500アップする。
②:装備モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「幻煌龍スパイラル」1体を選んで特殊召喚し、このカードをそのモンスターに装備する。その後、相手に1000ダメージを与える。
攻撃力アップの装備魔法。
通常モンスターに装備可能です。
またしてもバージェストマとの相性の良さが垣間見えます。
戦闘で相手モンスターを破壊すると、デッキ・墓地・手札と幅広いところからスパイラルを持ってこれます。
バトルフェイズに特殊召喚されるため、もちろん追撃が可能。
バージェストマ以外に攻撃力が高い通常モンスターで水属性というと、ガガギゴとかになるんでしょうか。
一緒にサポートカードを使える通常モンスター・水属性をつかって装備させ、うまいことスパイラルを出すことを念頭に置きながら戦いましょう。
幻煌龍の螺旋突
装備カード
通常モンスターにのみ装備でき、「幻煌龍の螺旋絞」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:装備モンスターが守備モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
②:装備モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「幻煌龍スパイラル」1体を選んで特殊召喚し、このカードをそのモンスターに装備する。その後、相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を選んで守備表示にする。
同じく通常モンスターに装備可能です。
貫通効果を付加する装備カード。
このカードも②の効果によりスパイラルを場に出すことができます。
そしてそのままこのカードを装備し、1体を守備表示に。
攻撃表示で出すモンスターは守備力が低めもモンスターも多いため便利になりそう。
貫通もちですから、戦闘ダメージを与えやすいのがポイントです。
幻煌龍の螺旋波
装備魔法
通常モンスターにのみ装備可能。
「幻煌龍の螺旋波」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):装備モンスターは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
(2):装備モンスターが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「幻煌龍 スパイラル」1体を選んで特殊召喚し、
このカードをそのモンスターに装備する。
その後、相手の手札がある場合、相手は手札を1枚選んで捨てる。
守備的な効果を持つ装備魔法です。
このカードは戦闘を行っただけでスパイラルをもってこれます。
序盤はスパイラルを出しにくく、バージェストマか通常下級モンスターにこのカードを装備することが多いと思うので、戦闘で破壊されずにスパイラルをもってこれ、しかもスパイラルを強化できるのは便利。
おまけで相手の手札を一枚捨てれます。
幻煌龍の浸渦
罠カード
フィールドに「海」が存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
①:自分フィールドのモンスターが通常モンスターのみの場合、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力・守備力が1000ダウンし、効果が無効化される。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの通常モンスター1体を対象にして発動できる。自分の手札・墓地から「幻煌龍」装備魔法カードを1枚選んでその通常モンスターに装備する。
海があるときに限り手札から発動できる罠カード。
効果を無効化し1000ポイント攻撃力を下げれます。
効果無効化は言わずもがな強力ですし、罠ですから相手ターンに使えます。
攻守1000ダウンも、戦闘を介するデッキですから強い。
通常モンスター縛りがありますが、そこまで気にならなそう。
②の効果は装備魔法を使いまわせる効果。
装備してなんぼなテーマですからうれしいです。
幻煌龍の戦渦
通常罠
フィールドに「海」が存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
①:自分フィールドのモンスターが通常モンスターのみの場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの通常モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターが装備可能な自分フィールドの全ての「幻煌龍」装備魔法カードをその通常モンスターに装備する。
①はフリチェの除去カード。海があると手札から出せます。強い。
②の効果はなかなか面白いですね。装備カードを一枚のモンスターに集めます。
幻煌龍の天渦
通常罠
フィールドに「海」が存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):自分フィールドの「幻煌龍 スパイラル」1体を対象として発動できる。そのモンスターが「幻煌龍」装備魔法カード3種類以上を装備した状態で、戦闘で相手の効果モンスター3体を破壊した時、自分はデュエルに勝利する。
(2):自分フィールドの通常モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
幻煌龍は特殊勝利デッキだったようです。
装備魔法を3種以上装備させるのは、幻煌龍の戦渦で意外と簡単そうですが、三体破壊するのが少し難しそう。
連続攻撃は幻煌カードにない動きですので、別のギミックを用意しなければなりませんね。
EMカレイドスコーピオンあたりで強引に持っていくのがいいんでしょうか。
ペンデュラム・効果モンスター
星6/光属性/昆虫族/攻 100/守2300
【Pスケール:青4/赤4】
(1):自分フィールドの光属性モンスターの攻撃力は300アップする。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは相手フィールドの
特殊召喚されたモンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
後半の身代わり効果は強いですね。
結局どんなデッキになる?
通常モンスターレベル8ですので、青眼と組んでも面白そうだという感じ。トレインやらいろいろ共有できるしね。
バジェと組んでスキドレやら海やらを共有するのも面白そう。
また、イグナイトと組んで通常+ペンデュラムモンスターで回したりそういったこともできそうな気がしますね。
個人的にはバジェとやらガガギゴを入れるなりして、スキドレを入れていきたいなと考えています。
追記
デッキを考えてみましたので、参考にしていただくとうれしいです。