アメリカ留学中の子供への仕送り方法
皆さんこんにちは。
留学しているお子さんをお持ちの方って多いと思います。
わが子を留学させるとなると、いろいろ心配はつきものですよね。
大学で隣県に一人暮らしさせるだけでも気がかりだというのに、海外となると思い乱れることも多いとおもいます。
そんな中で心配の一つがやはり金銭面。
海外留学中にアルバイトをするのは、親からすると若干複雑ですし、実際学生ビザなどをとらないといけないため少し大変なんですね。
と、なるとやっぱり親から子への仕送りが不可欠になりそうです。
仕送りってどうやればいいのでしょうか。
国内なら口座を作り親が通帳を持ち、子供がキャシュカードを持つことで簡単にできますが、海外でもそれは通用するのでしょうか。また、アフリカでも大丈夫?
と、いうことで、今回はお母さんがアメリカに留学にした子供に生活費を30万円仕送りしたい!という設定で、どの仕送り法が良いかを考えていきましょう。
住所あて送金
お金を郵便局に一旦渡し、送り先のお金に変え、為替証書と引換お金を受け取る方法です。
以前から多くの方が使っていたプロトタイプの方法ですね。
メリットとしては郵便局で行えるため、分からないことがあったらすぐに局員の方に聞けることです。
人と人とのつながりは大事にしたいものですね。
デメリットとしては、10万円以上の場合、犯罪などを防止するために身分証明書や取引目的、職業などを申告しないといけないという点でしょう。
料金は輸送方法によって様々ですが、共通で送金1件につき¥2500かかります。
配達料として、5日ほどでおくるには2400¥、二週間前後なら¥700でかかります。
海外送金
銀行に仕送りしたいお金を渡し、海外の金融機関にお金を振り込んでもらう仕組み。
行う手間などは上記とあまり変わりませんが、手数料は大きく異なります。
海外送金の場合、日本でお金を金融機関に渡すだけで、手数料だけで¥6000から¥9500。
そして、為替マージンとして¥3000ほどかかってしまいます。
為替マージンというのが少し聞き慣れませんが、簡単に言うと円からその土地のお金に変換するのにかかる手数料のようなものです。
また、マイナンバーや保険書などの公的な書類も必要になります。
メリットとして、銀行にある程度まかせることが出来るため比較的楽ちん、と言えます。
クレジットカードのキャッシング
海外への仕送り方法としてはメジャーなものになってきていますよね。
アメリカやヨーロッパなどはカード社会なので、クレジットカードが便利なのは感じやすいですが、アフリカも使える場所が多いです。
アフリカ北側では多くの国でクレジットカードが使えますし、
南側だと南アフリカ共和国がクレジットカード社会になってきています。
残念ながら、その国の中でも、全ての地方でつかえるというわけではなく、観光名所や都市などでですが。
方法としては非常に簡単で、
受け取る側が一旦お金をATMから借りつつ引き落とします。
仕送りをする側は引き落とされたお金を支払うだけ。
メリットとしては、上記の手数料などがほとんどかからないことです。
手数料みたいなものとして、借りる時の利息が付きますが、上に書いたほどの利息はつきません。
年利にもよりますが、30万円ならば¥2000ほどです。
デメリットととしては18歳未満が持てないことがあげられます。
また、アフリカの場合対応していない可能性があるという事です。
こればかりは留学先によりますが、visaとMasterCardはアフリカでも利用できる場合が多いためおすすめ。
また、為替レートによって得な時損な時がありますのですこし注意が必要です。
キャッシュパスポート
あまり聞き馴染みのない言葉ですが、海外で使えるプリペイドカードのことです。
こちらはWAONカードのように、使いたい額のお金をチャージしておき、使いたい時にATMで引き出すというもの。
仕送りを行うにあたってすることはお金をチャージするだけですので、非常に楽ですし、18未満でも持つことができます。
メリットとしてはやっぱり非常に楽であることと、手数料が安いという事です。
海外送金の場合とくらべて中継する銀行が少なく、為替マージンも低いため約1/4にもなります。
また、為替レートは親が仕送りを行う時に一括で変換するため、そこまで心配がいりません。
デメリットとして、キャッシング同様にカードが使えないと同しようもありません。
visaかMasterCardがつかえる場所ならば問題なく使えます。
結局どの方法が良いの?
出来るだけ安く済ませたい仕送りですよね。
手数料があまりかからず、楽に引き出せるという点で、キャッシュパスポートが一番でしょう。
留学先がカードを使用できるならば、非常に楽ですし、現金を持ち歩かないため安全です。