成宮寛貴が引退。もうそろそろ週刊誌のあり方について考えないといけない時期だと思う。
成宮寛貴が芸能界を引退してしまいましたね。
原因は言わずもがな、フライデーの薬物吸引疑惑の記事です。
実際に薬物をしていたかどうかはわかりませんが、ちょっと週刊誌のあり方について考えるきっかけにならないといけない引退だと思う!
真実を伝えるのが仕事かもしれないけど、何様のつもりで記事にしてんだ!
成宮騒動経緯
12月2日
フライデーにより、成宮寛貴薬物疑惑の記事掲載
薄暗い部屋で何かを見つめる成宮の写真も掲載される。
視線の先にある半透明の袋に薬物が入っていると報じました。
その後成宮本人・事務所にインタビューをしますが、薬物の件に関しては全面的に否定。
12月9日
「成宮寛貴『コカイン要求』生々しい肉声データ」といわれる記事が掲載されたフライデー発売。
その後成宮寛貴引退を発表
だいぶざっくりですが、こんな感じです。
フライデーが一人の人生を終わらせた
この件でフライデーが炎上しています。
炎上した理由は、「フライデーが一人の人生を終わらせた」ということです。
単なる週刊誌ごときが一人の人生を終わらせていいと思ってるの?という話です。
週刊誌は真実を伝えることが仕事!だから芸能人の不倫も薬物も鋭く切り込んでいく!
そんな考えなのは十分にわかるのですが、理解はできません。
不倫にしても薬物にしても、やった人が悪いのは当たり前ですが、それをある程度影響力がある週刊誌が発表したら、その人はどうなるの?
しかも、間違えた記事かもしれないんでしょ?
嘘記事でもほんとの記事でも掲載して人の人生を終わらせるって、殺人と同等だと思うのです。
それを「いやー、週刊誌なんで」と、やってはいけないことを良しとしているところがなんとも腹立たしい!
今回は記事として世間にでましたが、週刊誌は見えないところでもっとたくさんの芸能人を監視しているってことですよね。
それってほんと卑怯じゃない?
今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けるとおもうと、自分にはもう耐えられそうにありません。
最近のネットでも同じようなことがある
ツイッターや2chではよく「叩き」と言われる行為がなされています。
私はこれも週刊誌がやってることとおんなじだと思うんです。
なにか問題が起こったとき、インターネットの人々は躍起になってその加害者をたたき始めますよね。
それって、どんな権利があって叩いてんの?
いじめなどが発覚した場合、もちろんいじめが悪いことなので報道されるのはわかるんです。
そして、こんな時代ですから、ネットに意見を書くのもわかるんです。
ですが、それから先の、加害者のフェイスブックやツイッターのアカウントを見つけて誹謗中傷を言ったり、家族や卒業文集までネット上にさらすのはわからない。
まったくの赤の他人のいざこざで、全く関係ない人が暴言を吐きに行くって実際社会では全く意味が分からない行為ですよね。
外で遊んでいるとき、友達と口論になってたら、近くにいた知らんおじさんからぶん殴られるようなものなんです。
これがなぜかインターネットではしてもよいと思っている人が多い。
学級委員長気取りなのかわかりませんが、おかしなことをしているのに気が付いていないのです。これはかわいそう。
私は個人の問題に口を出し、「あなたが悪いから謝りましょう」などと言い始める狂った正義振りかざすマンが一番嫌いなタイプです。
今後のインターネット・週刊誌はどうあるべき?
私はずっと思ってたんです。
インターネットを使うのって、絶対免許制にしたほうがいいと思うんです。
少なくともIQテストと年齢調査を行い、できることを制限していったほうがいい。
したらいけないことを教えるのは親の仕事ですが、われわれの親世代にはインターネットは普及していなかったためいまいちわかってないと思うんですよね。
社会問題になっているニートや萌豚の数が多くなってきたのも、確実にインターネット普及により、「へ~、そんな人いるんだ。私もそうしてみよっかな~」が増えた結果でしょ。
2chは便所の落書きなんて言葉がありますが、だからと言ってクソを外でやってもいいなんてことはありません。
私はネットの規制がないと、所謂炎上案件はなくならないと考えています。
週刊誌に関しては、もうテレビ欄と天気だけでいいでしょ。
人の上げ足とってお金もらうなんて、ムシが良すぎる生き方で虫唾が走ります。
フライデー廃刊運動が盛んですが、信頼第一の週刊誌業界でこんだけ叩かれたらやっていけないのでは?
人の人生を潰した週刊誌が、同じように人の手によって週刊誌生命を奪われるなんて、うそっぷ童話のようですね。