黒髪公民館

邦ロックやディズニー映画の感想、気になったものを紹介するブログです。熊本の大学生です。

【感想】モンスターズインクの面白さは予想通りで、面白すぎることもつまらないこともないと思います。

モンスターズインクをみました。おもしろかった!非常におもしろい!……のに、なんだこの、パッとしない感じは……。

 

みなさんはなぜ映画をみますか?

 

キュンキュンしたいから?ドキドキしたいから?そわそわしたいから?
うまく言葉にできない表現で各々あると思うのですが、私は予想外を求めて映画を見ます。

 

モンスターズインクで予想外は……何一つありませんでした。

モンスターズ・インクの監督、声優など、基本情報

監督  ピート・ドクター
共同監督  デヴィッド・シルヴァーマン/リー・アンクリッチ
脚本  ダン・ガーソン/アンドリュー・スタントン
製作  ダーラ・K・アンダーソン
製作会社  ピクサー・アニメーション・スタジオ
日本の公開  2002年3月2日

声優  サリー→石塚英彦、マイク→田中裕二、ブー→井上愛理

 

先ほど、予想外は何一つありませんでした……といいましたが、一つだけしいて言えばあります。
予想外に日本が吹き替えが良かったです。

 

セリフが多くて大変そうでしたが、全然棒読みにならない田中裕二がめちゃくちゃ上手い。胡散臭くてちょっと頼りない感じでお調子者。声だけでこんなに性格が伝わるのはすごい!マイクが圧巻でした。

 

サリーが石塚だと気が付いた人は日本中に何人いるんだろうか……そのレベルで気が付かなかった。ゆっくり、のんびりした声のサリーですが、話が進むにつれて母性が出てくる感じもうまく表現されていました。すごい。
というか。サリーが石塚だって気が付く人がどれくらいいたのかと気になるくらい、違和感がありませんでした。

 

ブーもブーでかわいい!井上愛理さんという方らしいですが、今は福島でアナウンサーをやってらっしゃるみたい。

日本語吹き替えは予想外にうますぎてびっくりしました。

 「思ったより」良い話or悪い話じゃないと、心に残らない

これまで当ブログ少し似たようなことは出て来たと思います。
良い話過ぎて心に残らない

 

モンスターズインクを見ていて考えたのが、良い話過ぎなくても心にのこらないこと。

 

日を重ねるごとにたまっていたディズニーが見終わり、目が肥えていく今日この頃。
そりゃあ、最初のほうに見た作品の評価はゲロ甘。どんどん辛辣になっていきますよ。

アナ雪やポカホンタスなんて、今から思えば不自然なくらい持ち上げていますよ

www.kurokami-cc.com

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 その時はめちゃくちゃ面白い!と思って記事を書いていますが、きっといまみたら全然……なんてこともあるでしょう。

 

モンスターズインクも、きっとアナ雪を見始めたときくらいに見ておけば、きっと手放しで喜んでいたと思います。
でも、目が肥えてしまった僕には、少しありがちに感じました。

 

モンスターズインクは完全なハッピーエンドの映画。誰が見てもハッピーエンド。
それこそポカホンタスみたいなちょっとバッドエンドだったらすこし気にかかりますし、アナ雪みたいな妙な終わり方でもよかったと思います。

 

いい意味でも悪い意味でも、映画の話(落ちだったり展開だったり)が予想外だと、「見てよかった!」と心から思います。

見た結果つまらないものだったとしても、予想より面白くなかったことが分かればそれはそれで良い。
とにかく僕は予想外を求めて映画を見ているんです。

 

アナ雪はあんなに抜群の話題性だったのにエンディングが微妙。
モンスターズインクは、ピクサー映画ならばトイストーリーの次くらいの知名度。
なのにエンディングは良い。

 

 

良いことなんですが、裏切られはしなかったです。