黒髪公民館

邦ロックやディズニー映画の感想、気になったものを紹介するブログです。熊本の大学生です。

モアナと伝説の海は評価が分かれるが、少なくとも主題歌だけは良い【感想】

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モアナと伝説の海を見ました。個人的に思うところがあり、評価感想レビューを眺めたところ、やっぱりかぁと納得。確かに映像はきれいだし、ストーリーも粗がないし、プリンセス脱却というか、これまでのディズニー映画っぽくないのを目指しているのは読み取れましたが……先に映画サイトの評価を乗っけておくと、3.9点/5点でした。ただ、主題歌は最高。

モアナと伝説の海 主題歌、制作会社、監督など

監督  ロン・クレメンツ/ジョン・マスカー
脚本       ジャレド・ブッシュ
制作会社   ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
主題歌  どこまでも~How Far I’ll Go (屋比久知奈)

 

ロン・クレメンツとジョン・マスカーのコンビはアラジンやヘラクレスを以前手掛けており、モアナの作風もその2つと似ています。

 

主題歌は「どこまでも~How Far I'll Go」。加藤ミリアが歌っていルバージョンもあります。アカデミー歌曲賞を取っているということもあり、一度は聞いたことある人が多いのでは?

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途中で飽きるほど間延びしてる

 

この映画を一度も飽きずに見れた人はいるのだろうか……DVDで見てたとしたら、ほとんどの人がスマホを握ってツイッターかまとめサイトを眺めていただろうし映画館で見ていたとすれば天井の電球とかを数えてるでしょう。
100分以上ありますが、こんなに必要だった?はじめしゃちょーとか、編集がうまいユーチューバーが制作会社にいたらきっと7分くらいにまとまってる。そんな内容です。

 

ストーリーはいわゆるプリンセスものではなく、アラジンに近いファンタジー恋愛。ちょいちょい敵と戦いながらお互いにひかれあっていくみたいな。
一応プリンセスですが、マウイ(よく出てくる男でモアナと旅して信頼し合った仲)と結婚するのではなく、島の王女として親父の跡を継ぐまでの話です。

 

海に選ばれた少女が、島民を守るために、禁止されていた海を渡りそこで出会った男とともに、敵を倒しに行く内容。戦い方が特徴的でしたが、それほど躍動感あるわけではないです。

 

何かが起こるまでが長く、大きな変化が少ないですし、平和な村にちょっと災いが降りかかり始めたところで悪を退治したため、開始時と終了時の変化があまりないのも間延びして見えた原因でしょう。

 

こんなにこき下ろしていますが、やっぱり映像はすごいです。海の波のシーンもモアナの髪の毛も、登場人物の表情も、さすがコンピュータアニメーション。そして、ストーリーも、きっとディズニーじゃなかったら(期待してみなかったら)話題になるレベルだと思います。

主題歌は良い

ストーリーは物足りなく、散々な評価ですが、歌は本当にすごいと思う。

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映像の凄さと歌のうまさが相まって、相当な満足感がありますし、耳に残ります。

空と海が出会うところは

の部分なんて、一度聞いただけで覚えてしまうほど。モアナの海に行きたい気持ちと家族から止められて葛藤している様子が良く表現されていますし、本心はめちゃくちゃ行きたくて、誰かに背中を押してもらいたいだけなんだっていうのもちょっと感動してしますほど。

 

映画評価サイトを見ても、☆5とか☆4とかの人は、大抵主題歌をほめている感じ。
この映画、評価が結構分かれていますが、良いと思った人は映像や主題歌など雰囲気から映画に入るタイプ。反対にそこまでだった人はストーリーやディズニー映画に含まれる考えさせられる感を大事にしている人だと思うんです。

 

どっちのタイプが良いか悪いかなんてありませんが、評価が分かれているのはそういうことで、「う~ん、そこそこいいかな。」みたいな人は極めて少ない作品だと思います。 

 

ちなみに加藤ミリアバージョンは癖が強すぎるためおすすめしません。

モアナと伝説の海の感想 まとめ

個人的にはそこまで面白く感じませんでした。歌が良いだけにいろんなところで目にしていましたし、プリンセスということもあり期待していただけ残念。
評価が大きく分かれると思ますが、平均3.9点は納得です。

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www.kurokami-cc.com