【感想】Mr.インクレディブルはどっかんどぎゅーん!のヒーロー映画で面白い
Mr.インクレディブル2、インクレディブルファミリーの公開が8月1日に近づいているということで、Mr.インクレディブルを見ました。
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今回はピクサーのヒーロー映画、Mr.インクレディブルの感想を書いていきます。
ピクサーといえば、ニモしかりカーズしかりバグしかりトイストーリーしかり、人間以外の世界を舞台にした映画が多いです。
今回はスーパーヒーローの家族が主人公。人間かどうかはちょっと微妙ですが、人間界が舞台というのはピクサーでは珍しい。
最新作のリメンバーミーも死者の国が舞台でした。
そんなスーパーヒーロー映画、Mr.インクレディブルはどっかんどぎゅーーんな大迫力映画。頭を空っぽにしても見られて派手で面白い!
個人的評価は8点/10点
Mr.インクレディブルの魅力
Mr.インクレディブルはキャラが個性的で面白い
Mr.インクレディブルの魅力は間違いなくキャラクターです。
子どものころからライダーよりも戦隊ヒーロ派だった僕。みんな全然違う個性が合わさって敵を倒していく様が大好き。
主要なヒーローは4人+1人。
①:Mr. インクレディブル 本名ロバート・パー。今作の主人公。腕っぷしが強く身体能力が高い。物理的なダメージにはほとんど耐えられる。
②:イラスティガール ロバートの妻。ゴムのように伸縮自在の身体を持つ。手足も伸びます。
③:ヴァイオレット・パー パー家の長女。透明人間になることができる。バリアを張ることもできる。
④:ダッシュ パー家の長男。足が非常に早く、カメラに捕らえられないほど。水の上を走ることもできる。
⑤:フロゾン Mr.インクレディブルの古くからの友人。空気中の水分を凍らせることができる。
①~④は主人公の一家、⑤は友人。能力がみんな違い、個性的なだけでも面白いのに、それぞれの長所を生かして敵を倒します。
ヒーローものはこれだけでよいのです。
意外と現実的
ぶっ飛んだスーパーマン設定ですが、変に現実的。
インクレディブル一家が再びヒーローになるのも、訴訟問題がきっかけ。
冒頭。ビルの上から飛び降り自殺していた男をMr.インクレディブルが助けます。
自殺しようとしていた人の命は助かったのですが、首の骨が折れた。
被害者から「本当は死にたかったのに何で助けたんだ!」と、なんともアメリカらしい理由で起訴されます。
それを皮切りに様々なヒーローが訴えられ始め、ヒーローはいらない!運動へ。
ヒーローは一般的な生活を余儀なくされるんです。
これまでのディズニーと同じく、社会的な側面も見せており、そこらへんに奥行きを感じるため、ヒーローのカッコよさが映えますよね。
何の苦悩もなく強い敵と戦うだけなら、タイバニとかアカデミアとかそういうアニメでよいです。ディズニーだからこそ、というより、ここでディズニー色を出して来たといったほうが良いかも。
薄いと言われれば薄い
で、どっかんばっかん系の映画では、「派手なだけで中身がない」という批評をされがち。
Mr.インクレディブルも多分にも漏れず、そのような感想が見られました。
僕も正直、ちょっと薄いと思います。
伏線もくそもないほど空っぽで見れる映画。
社会問題バリバリのヒーロー映画だと、戦闘よりも頭脳戦とか、口論とかがメインになっちゃう感じもするので、これくらいの馬鹿っぽさでもよいのかな
Mr.インクレディブルはおすすめ度⑧
馬鹿っぽくて頭を空っぽにして見れる面白い作品。ちょっと社会的な面もはらんでおり、そこもヒーローのカッコよさを引き立てるポイントになってます。
同じヒーロー映画として、ベイマックスがあります。似ていますが、
- ベイマックスは家族愛の中にヒーロー
- Mr.インクレディブルはヒーローの中に家族愛
どちらが好きかは人それぞれ。
感動したいならベイマックス。かっこいいのを見たいならMr.インクレディブルです。
ベイマックスの記事はこちらをどうぞ
Mr.インクレディブルなど、ディズニー映画をわざわざ借りに行きたくない方はこちらの記事がおすすめです。
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